8/17、初めての会場、「スタジオ・ヴィルトゥオージ」にて。
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 大久保の賑やかな通りを抜け、閑静な住宅街の中にあるヴィルトゥオージ。
白木の床や椅子が、木の温もりを感じる、響き豊かな空間でした。

 お盆直後の土曜ということもあり、客足が危ぶまれましたが、当日来て下さった方が多く、おかげさまで盛況となりました。
とっても暑い中、お集まり下さったみなさま、本当にありがとうございました。

プログラムはこちらをどうぞ。http://ma-xien.doorblog.jp/archives/6729807.html

会場リハーサル&プロフィール

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Oboe佐竹 正史 (多酒正之進) 1964年、山形県上山市出身。中学一年よりオーボエを始める。県立山形北高等学校音楽科、東京芸術大学卒業。卒業後、主に吹奏楽で活動を始め、1991年、東京フィルハーモニー交響楽団に入団。現在首席奏者。林明、河野剛、故梅原美男、小島葉子、齋藤勇二の各氏に師事。フィルハーモニー・カンマー・アンサンブル、メンバー。尚美学園大学講師。
DSCN1214 Violin 矢野晴子 (春奴) 東京芸術大学卒業。全日本学生音楽コンクール第1位。桃花楽堂にて御前演奏。アイザック・スターン、ヘルマン・クレッバース、ルジェロ・リッチ、メナハム・プレスラー各氏のマスタークラスに参加。海野義雄、原田幸一郎各氏に師事。ベルリンにてイラン・グローニッヒ氏に師事。ヨーロッパ各地でコンサートを開催し好評を博す。那須にある音楽ホール《弦楽亭》のオーナーの一人でもあり、そこでのコンサートを定期的に開催したり、音楽家の派遣、若手演奏家の育成等にも関わっている。現在、東京・那須を拠点に活躍中。

DSCN1225 Violin 岩戸有紀子 (雪之丞) 東京芸術大学卒業。1989年ローザンヌ音楽アカデミーにて、サミュエル・アシュケナージ氏に師事。1991年ザルツブルグ国際音楽アカデミーにて、ジャン・フルニエ氏に師事。これまでに井崎郁子、二村英之、前橋汀子の各氏に師事。室内楽を中心に幅広く活躍中。

DSCN1222 Viola 渡部安見子 (あみ太楼)東京芸術大学附属音楽高校を経て同大学卒業。ヴァイオリンを山岡耕筰、岩崎洋三、ヴィオラを浅妻文樹、兎束俊之、ライナー・モーク各師に師事。スタジオ・レコーディングを中心に、国内外のアーティストと共演。また、バロック・ヴァイオリンを若松夏美氏に師事。オリジナル楽器による演奏活動も併せて行っている。“バッハ・コレギウム・ジャパン・オーケストラ”“レ・ポレアード”メンバー。
 

DSCN1221 Cello 矢野晶子(晶)東京芸術大学卒業。イタリアのシエナにおけるギジアーナ音楽院夏期音楽セミナーに参加、その際、室内楽コースにてディプロマ賞受賞。大学主催の学校外室内楽定期演奏会に出演。これまでに、吉田顕、故堀江泰氏、三木敬之、ダニエル・シャフラン、アラン・ムニエ、堀了介、毛利伯郎の各氏に師事。新日本フィルハーモニー交響楽団団員。
 


本番です。

パーセル/シャコンヌ★DSCN1261★



モーツァルト/オーボエ四重奏曲DSCN1263


ホルスト/オーボエと弦楽四重奏のための3つの小品
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アメージング・グレース

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  アンコールのアメージング・グレースは、オーボエのソロから始まり、チェロ、ヴァイオリンへと旋律が移行していく、繊細でかつ力強い、見事に美しい演奏でした。
これで終わってしまうのか・・・残念~、という想いは私だけではなかったようで、鳴りやまぬ拍手、拍手でした。


 猛暑の中集まって下さったお客様、スタッフのみなさま、そして出演者のみなさま、本当にありがとうございました。
この日の素晴らしい音と、そしてお集まり下さった多くのみなさまの熱い想いを、私は忘れることができないでしょう。




        

朝晩に涼風を感じる季節になって参りました。
昼間はまだまだ残暑厳しい日々ですが、どうぞご自愛くださいませ。

次回は、10月14日(月祝)です。