田邉由紀ちゃんという人

彼女は、下記プロフィールからもわかるように、昔から非常~~に優秀な人です。芸高出身の彼女は、大学一年生で既に頭角をあらわし、先輩たちからも注目される存在でした。

入学試験でバチ1組持参、スケールだけやっとこ弾いて入学した私とは、大人と子ども以上レベルが違い、その実力差に、劣等感すら持てませんでした。
マレットの持ち方や、演奏の仕方など、初心者向きのレッスンをよくしてもらいました。彼女が小学校くらいに弾いたであろう楽譜を借りて、練習する日々でしたね~。
今から思えば、身近にこんな凄い先生がいたからこそ、マリンバを弾くことが好きになり、抵抗なく、続けてこられたんだと思います。 いつも近くに目標となる人がいるって、本当に幸せなことだったな~と、改めて感謝しています。
師匠、由紀ちゃんは、ホントに凄い人なのに、スゴク自然体というか、大人というか、フレンドリーで、また昔から、周りの人への気遣いがとてもさりげなく、男女問わず人気者です。
きびきび、サバっとして男前な性格は昔からだった気がしますが、最近さらに磨きがかかり、一緒にいて本当に面白く、インスピレーションが働くというか、、、私のボヤッとしたアタマの回線を、ピピっと繋げてくれる気がします。
この、コンサート・シリーズも、震災後由紀ちゃんと電話で話していて「やろう!」ということになったのでした。


Masashi&p.m.Yuki☆Maki

このトリオは、初めて組んだユニットで、最初は楽しみな思いと心配とが入り混じっていましが、、、、、、やってみた結果、挑戦することは良いことだな、と思いました。
良いか悪いかはわかりません。
元々、オリジナルでないことをするのに抵抗があった私なのに、最近、オリジナルでないことばかり、やっています。アレンジ作業が結構楽しくなって来た今日この頃です


蛇足ですが、
「p.m.Yuki☆Maki」の、「p.m.」
これは、「percussion、marimba」という意味のほかに、
「petit madam(カワイイオバサン)」という意味があります。(←自分で言うな)
実は、芸大の後輩で、「パーカッション・デユオ YUKI×MAKI」というのを組んでいる美人姉妹がいます。 "http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2005/12/21_02.php"
かなり若いYUKI×MAKIなのですが、彼女らに肖って、いつか「YUKI×MAKI 」やってみたいな~と夢のように思っていたのが、今回実現できて、更に嬉しいまきしやんなのでした。



田邉由紀 Yuki Tanabe
東京芸術大学附属高校、同大学音楽学部卒業。同大学院修士課程修了。
在学中、安宅賞を受賞。日本管打楽器コンクール2位(1位なし)、ミュンヘン国際音楽コンクール打楽器部門特別奨励賞、ルクセンブルグ国際打楽器コンクール(カルテット)2位を受賞。東京文化会館、石橋メモリアルホール等でソロリサイタルを開く。
また、フリー打楽器奏者として、室内楽・オーケストラ・吹奏楽等、全国各地で演奏活動を行っている。音楽療法のNPO法人「ミュージックasパレット」のメンバーとしても活動している。