あけましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は、動揺の年でした。
かつて経験した事のない大地の揺れと数分おきの余震。
目を覆いたくなる報道。安否のわからない友人たち。
報道されない福島。今日の停電や、仕事がどうなるかわからない日々。
「本当に大変なとき、音楽は、音楽家は、私は必要なのだろうか。。。?」
暗中模索の中、支援物資を集めたり、ご近所さんの協力でチャリティ・コンサートをしたりしましたが、、、自分の無力さをただ無念に思うばかりでした。でも、佇んでばかりはいられない。何かしなければ!
当時の日記より
家族が所属している読売日本交響楽団のコンサートを聴きに行った。
震災後、初めてのコンサート。東京藝術劇場。マチネ。ここに至るまでもいろいろドラマがあった。
芸劇には、1000人以上のお客様が来て下さった。
さまざまないろんな想いがある中、1000人以上の人たちが、一つの事だけを考えていた。
「音楽」って必要だと思った。
聴きに行って、仲間に逢って、良かった。なんだか良かった。言葉少なく目で語った。
演奏会後、楽員みんなで義捐金箱を持って立っている写真を仙台フィルの友人に送ったら、
「涙が出る・・・仕事できないのがツライ・・・でもできることを考える」 と返信くる。
クラシック・ファンの方が、「東京芸術劇場の長いエスカレーターを上っています。嬉しくて涙が出ます。先月までは当たり前のことだったのに・・・」とツイートしてくれていた。なんと嬉しい言葉だろう。
誰しもが不安な中、たくさんのエールがありました。印象的だった1つをご紹介します。
"A SONG FOR JAPAN" by trombonists from all over the world
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世界中のトロンボーン奏者が演奏しています。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2012年は、聴いて下さる皆様と演奏する側のわたしたち、双方に、より多くの笑顔と元気が生まれるよう、努力して参ります。自分が役に立っているかどうかはわかりません。いつも迷ってばかりです。すぐに友人を頼ってしまいます(頼れる友人に感謝!)。ですが、今、自分にできることを一歩づつ止まったり進んだりしながらやって行こうと思っています。
今後も、皆様のご感想やご要望など、ご意見を聞かせて頂けたら幸いです。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
日々のあれこれや、その他のコンサート情報など、不定期につぶやいたりしています。
mixi : まきしやん / 薄田真樹
facebook : 薄田真樹 / 鈴木真樹
twitter : maxien_perc / Maki Susukida
よろしかったらお立ち寄り下さいませ。
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皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
今まで出逢った全ての皆様に感謝をこめて。
2012年1月5日
薄田 真樹 (鈴木 真樹)
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